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県立長野図書館
書籍(BK)
善光寺縁起 巻第1
ゼンコウジエンギ
長野市
1692
元禄5年
坂内 直頼/著
サカウチ ナオヨリ
23
善光寺縁起は何種類もある。平安・鎌倉期では、「扶桑略記」・「水鏡」・「伊呂波字類抄」・「平家物語」等にも記載される。内容が整備されたものに、江戸期の塙保己一(はなわほきいち)編纂の「続群書類従」や江戸初期の「大日本仏教全書」にある「善光寺縁起」、元禄5年(1692)京都の葉山之隠士(坂内直頼)の「善光寺如来縁起」がある。また、浄土真宗大谷派の粟津義圭が説教形式で語った安永2年(1773)の「善光寺如来東漸録」などもある。ここでは、元禄5年の「善光寺如来縁起元禄五年版」鈴木太兵衛刊板をみよう。 巻1は全12章からなる。東インドのビシャリ国に月蓋(がっかい)という長者がいた。月蓋は富み栄え、財宝は無数にあったが、子供に恵まれず、51歳でようやく女の子が誕生した。如是と名づけ、大切に育てた。年月とともに大変美しくなり、国王の第一王子から「姫を妃に」という懇願をうけるほどだった。月蓋は娘をもうけてから、仏を信仰することを怠り、無常を知ることも無く、吝嗇(りんしょく)に陥った。そこで、釈迦は月蓋の欲の深さを改め導こうと弟子を遣わしたが、成功しなかった。そのうえ、月蓋は自分の所有する土地の人民や御供の者にも思いやりを欠いた。そこで、多数の悪神がその過ちにつけこみ、国中死人が満ち溢れ、子や妻と死別し、父母や兄弟を失い、悲しみ泣き叫ぶ声は絶間なく、遂に如是姫も重病になってしまった。苦しみもだくわが子をみて、以前返りみなかった釈迦の寺を尋ねる決心をした。
三国伝来善光寺如来縁起,善光寺如来三国伝来物語
サンゴクデンライゼンコウジニョライエンギ,ゼンコウジニョライサンゴクデンライモノガタリ
巻第1
N181/15/1
不明
鈴木太兵衛
1692
19丁
山雲子,白慧,葉山之隠士,坂内,坂内山雲子,雪庭,如是相
サンウンシ,ハクエ,ハヤマノインシ,サカウチ,サカウチサンウンシ
1711
Video
CC0(PUBLIC DOMAIN)
県立長野図書館